2019年7月1日月曜日

WWCT written by misato mukusita

こんにちは!
総合科学部3年 椋下美里です。

6月10.11日にパタゴニアWorn Wear Courage が徳島大学で行われました。

現代、大量生産が可能になり、服や物が安く手に入る社会になりました。安く手に入ると消費の面では沢山の物流が盛んになりプラスに働きます。しかし、環境の面では沢山の物が売られては捨てられの繰り返しで地球温暖化や環境汚染の進行が後を絶たずマイナスに働いてしまいます。
パタゴニアWorn Wear Courage Tour とは全国11大学をリペアトラック 「つぎはぎ」が巡り、服をリペアし長く着てもらうことで、責任のある消費について考えるよう、学生を通して呼びかけるパタゴニアのプロジェクトです。

四国で唯一の大学として徳島大学が選ばれ、
サーフィン部と佐原先生のゼミ生と共にどうしたらイベントを盛り上げて環境問題について学生に発信できるかを考えながら準備していました。

準備期間や当日2日間を通して、本当にたくさんの事を学び考える機会を頂きました。
安い服にはそれなりの裏側があり、安い服を買える代わりに過酷な環境下で働いている人がいる事実があること。今まで何気なく服を買い要らなくなったら捨てていた自分を反省しました。
人間がごみをごみだと判断すればそれはごみのままで終わってしまいます。しかし、ごみと判断する前にどう活かせるか(Recycle • Reduce • Reuse)を考えるとごみは確実に減ります。10日(月)のお昼に開かれたZEROWASTE さんから教わったことです。

このWWCTの中で、私たちサーフィン部は「Recycling T-shirts for local kids」として活動しました。
この活動は、私たちは着なくなり捨てられてしまうTシャツを回収し、雑巾として、阿南市にある羽ノ浦小学校に寄付するという目的を持っています。
なぜそのような活動をしようと思ったのかというと、Tシャツは私たちの生活に欠かせない服として着られていて、世界で最も一般的な衣料品でもあります。そのため、安価なTシャツも増えていて、簡単に購入することができます。しかし、Tシャツ一枚作るのに沢山の水が必要で、プリントTシャツにするために環境や体に悪い物質が排出されています。Tシャツを買う⇄捨てるは、沢山のTシャツを製造させます。
実際、短期間の呼びかけに関わらず沢山のTシャツが集まりました。やはり、Tシャツは簡単に手に入る分、簡単に捨てれるものであると再認識しました。

羽ノ浦小学校で臨時として働いている片岡先生が、私たちサーフィン部と羽ノ浦小学校を繋いでくださいました。また、ただ渡すだけでなく環境に関する授業をしては?と片岡先生からの提案で6月24日、集まったTシャツで作った雑巾を渡しに羽ノ浦小学校に行き、小学5年生の授業1つ分の時間を頂いて環境について授業をしてきました。
羽ノ浦小学校の生徒はとても活発で、質問すると沢山手が上がり答えてくれて、本当に良い授業ができたと思います。

今回、私たちサーフィン部はパタゴニアWWCTに主催者側として参加しましたが、この活動を通して沢山の事を学ぶことができました。
なぜ責任のある消費をしなければならないのか。今、私たちが責任のある消費をすることによって環境がどう変わってくるのか、服を作る側がどう変わってくるのか。
普段、気づけなかった裏側について学び、これから私たちがどうあるべきかを考える機会を頂きました。
また、私たちが学んだ事を羽ノ浦小学校の5年生に伝えることができる機会も頂きました。
パタゴニアさんとご縁があり、今回のイベントが開催されましたが、パタゴニアさんだけでなくたくさんの人と繋がることができました。
今回学んだ事、感じた事をこれから生かし行動していきたいと思います!



WWCT written by anna tatebata

Worn  Wear ツアー in 徳島大学が無事終了しました!
Worn Wearツアーは パタゴニアのリペアカーが全国の大学を回り、学生と環境問題について考えるイベントです。 四国での開催は徳島大学だけでした!


今回のイベントは、私にとってファッションが環境に及ぼす影響について初めてちゃんと考える機会となりました。長く大切に使う事が出来て、人と環境に優しい方法で作られた製品を選んで購入しようという意識が芽生えました。

当日は美味しいものを食べて、映像を見て、壊れたカバンを直してもらって、素晴らしい講演講演を聞かせてもらって、盛りだくさんの二日間をしっかり楽しみました。壊れて新しいものを買おうか迷っていたリュックをとても綺麗に直してもらって、このイベントのキーワードでもある「新品よりもずっといい!」「壊れたら修理しよう!」の素晴らしさを実感しました。


プロサーファー武知実波さんにバヌアツ共和国までついて行って撮影したドキュメンタリー映画「幸せの国バヌアツにサーフボードを届けてみたら」も無事上映できてよかったです!またブログの方にも作品をあげさせていただければと思います。